やっぱり良かった。すごく良かった。
中野監督のサムライフィクション、やっぱり素敵でした。
この映画全然はやらなかった癖に、キャスティングがものすごい豪華。
布袋寅泰をはじめ、谷啓、中島らも、藤井フミヤ、夏木マリ、きたろうといった大物が出演しているのですが
脇役なんですよ。
中島らもときたろう、藤井フミヤなんてほんとに数カット分しか出ていない。在る意味瞬殺されてる。
でも存在感がある。すばらしい。
中野裕之監督の作品には続けて同じ役者さんが出ることが多いのですが(ピエール瀧とか永瀬正敏とか)
やっぱり女性陣が最高にキュート!
私の一押しな『ステレオフューチャー』のヒロイン、桃生亜希子は今回顔がほとんど出ないくのいち。
今回はヒロインの緒川たまきがものすっごい可愛くて鼻血出そうでした。
モノクロの時代劇だけど、時代劇のような古くささがない。
モノクロだけに風景が柔らかく見える。
最後の布袋さんのエンドロールミュージックだけどうもしっくりきませんでしたが
こんなに美しく映画を撮れる監督ってなかなかいないだろうな、と感心致しました。
コメディタッチだったので、深夜含み笑いで鑑賞です。
期待度はぐーんと下がりますが数年前に上映していた赤影も観てみようかな。